NHKの「やさしい日本語」の取り組みに想う~おたがいさまの心

おたがいさまの心技体

「NHK NEWS WEB EASY」という小中学生や日本に住んでいる外国人向けにわかりやすい言葉でニュースを伝えるウェブサイトがあります。

私たちの周りには多くの外国人が住んでいます。同じコミュニティーの住民として相互理解をはかるためにも、そして災害時においては命を救うためにも「やさしい日本語」が大切だと思います。

津波警報、高台へ避難?

2020年のオリンピックに向けて海外から訪日する外国人向けのボランティア活動が盛んになってくると思いますが、既に多くの外国からの方が私たちの周りには生活者として住んでいます。

接客用語などは勤務先での研修などを通して身に着けるのだと思いますが、日本で生活していく上では言葉の問題は大変なことと思います。特に災害時には、言葉の問題は時には命にもかかわる問題です。

「津波警報。高台へ避難してください。」と言う代わりに、「つなみがきます。たかいところへにげて。」と言えばわかる外国人は格段に増えるのではないでしょうか?

外国人には英語で話していませんか?

私も含めての反省ですが、日本に暮らす外国人と話す際には、見た目が日本人ではないというだけで、彼らの母国語が何かも考えずに、英語で話そうというクセが多くの日本人にあるように思います。

彼らにとってみれば英語は、母国語でも、自分達が今暮らしている日本の言葉でもない第3の言語かもしれません。日本では学校教育で英語の勉強があるので外国人でも片言の英語であればお互いに通じるだろうという思いがちですが、全く英語を理解しない外国人も多くいます。

「外国人が住みたい・働きたい国」で日本は33カ国中32位

「外国人が住みたい・働きたい国ランキング」(英国・金融大手HSBCホールディングス調査)では、日本は調査対象33カ国(地域含む)中32位という結果です。

1位はスイス、2位はシンガポール、3位はカナダ、4位はスペイン、5位はニュージーランド、6位はオーストラリアで、30位は南アフリカ、31位はインドネシア、33位はブラジルという順位です。

治安が良い日本のランクのランキングがこれほどまでに低いのは、「賃金が低い」「ワークライフバランスが悪い」「子供の教育に対する評価が低い」などの理由があるようですが、暮らしやすさという点で、私たちがやさしい日本語で話しかけることで改善していく余地があるように思います。
この調査では、「生活面での落ち着きやすさ(Ease of settling in)」の評価も低いです。

コンビニや飲食店などで店員として働く外国人の店員の姿が増えたと感じるように、32位の環境の日本で一生懸命に働いている方が大勢います。日本の社会は、彼らの社会参加なくては機能しないとこまできています。

「片言の英語」で話して伝わらないとあきらめてしまった昨日までから、「やさしい日本語」で話してみる今日へと、一緒に変えていきませんか。

「おたがいさま」の未来のために。

おまけ:見比べてみてください

同じ内容を取り上げた「NHK NEWS WEB EASY」と「NHK NEWS WEB」の記事を実際に比較してみてください。「やさしい日本語」でも十分に必要なことが伝わることが実感できます。

「本当に必要なことに絞ってやさしく伝えること」は、日本に住む外国人との会話にとどまらず、日々の生活の中でも大切なことですね。

 

※冒頭の画像は、NHK NEWS WEB EASYのページより。

※報道のTV画面の画像は、news-postseven .comより。

投稿者のこだわり

Takashi
Takashi
「おたがいさま」という日本語が好きです。お客様と共に育つ「おたがいさまビジネス」の起業をめざします。
「早く行きたければ1人で行け。遠くまで行きたければみんなで行け。」という諺も好きです。価値観を共有する人達と力を合わせて遠くへ飛ぶことをめざします。

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