アフリカの貧国のマラウイを干ばつが襲う。
干ばつにより収入がなくなった農家では、村の木を切ってその日の暮らしのお金にしようという人達と、雨季になれば洪水と化す村を守るために木を切るべきではないという人達が対立する。
そんな姿を目にした14歳のウィリアムは、やっとの想いで通い始めた学校だったが、干ばつにより農業収入がないために学費支払いができずに退学の憂き目に。
それでも、周囲の目をごまかして学校の図書館に入り込み、そこで目にした色褪せた雑誌の表紙から、風力発電を使って乾ききった畑に水を引くことを思いつく。
幾多の反対にもめげずに、父親の自転車を解体して車輪を風力発電の風車の骨組みとして使い、自転車の発電機を使って電力を起こし、ゴミ捨て場から拾ったポンプを動かし、畑に水を引くことに成功する。
「The Boy Who Harnessed the Wind(風を繋いだ少年)」の不屈な努力によって、干ばつという自然現象に対して知恵で立ち向かい、彼が住む村が豊かになる様子に、心を動かされる作品です。
投稿者のこだわり

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「おたがいさま」という日本語が好きです。お客様と共に育つ「おたがいさまビジネス」の起業をめざします。
「早く行きたければ1人で行け。遠くまで行きたければみんなで行け。」という諺も好きです。価値観を共有する人達と力を合わせて遠くへ飛ぶことをめざします。
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