キャラバンビジネスに見るオムニチャネルの展開

起業に向けて・学びと準備

三方よし

NHKの『所さん!大変ですよ!』で、「キャラバンビジネス」を紹介していました。

近くに商業施設がない団地などに軽トラで出かけ行って野菜などを売る「移動店舗」の現代版といったところでしょうか。

ただし、売っている商品は自分が作ったものではなく、いろいろな店舗から販売を委託された商品で、例えばアクセサリーなどです。

この商売、まさに「三方よし」という「おたがいさま」のビジネスなのです。

ビジネスモデル

販売を受託するキャラバンの主は、運転手を兼ねて、全国各地を巡って商品を売り歩きます。

販売を委託する事業者(=多くは個人事業者でその中には主婦もいます)から、固定金額での1日あたりの出店料と、販売金額に比例した手数料を受け取ることができます。

一方、日本には、現在、180万店のネットショップがあるそうです。

多くのネットショップ事業者は、こだわりの商品を作って出店手数料を払ってネットショップサイトに出店しても、なかなか消費者に見つけてもらうことができないのが実態です。

ネットショップサイトの中で上位に認識してもらえる事業者はほんのごく一握りです。

上位に検索されるためには相応の知識や分析スキル、そして、相応の広告料なども必要になります。

キャラバンビジネスに商品販売を委託することで、自分に代わって商品を売ってくれる上に、全国各地でその商品を気に入ってくれたお客様が、SNSで「いいね」と拡散してくれることで、ネットショッピング上のサイトにお客様が訪問してくれるという効果があるそうです。

番組が紹介していたある主婦は、「1年で売上100倍」という繁盛ぶりでした。

そして、キャラバンビジネスに場所を提供する商業施設運営者にとっても、キャラバンが来て、期間限定でセレクトショップを開いてくれることで、商業施設全体の集客効果が上がるということです。

オムニチャネル

ビジネスを始める際に、「販売チャネルをどうするか?」ということは、とても大切なポイントだと思います。

楽天市場のようなプラットフォームに出店する場合もあれば、自社サイトを立ち上げる場合もあると思います。

ネットショップ事業者にとっては、キャラバンビジネスを利用することで、リアルな店舗でお客様に商品を手に取っていただき、そのお客様がSNSで情報を拡散することが宣伝効果となって、ショップに新しいお客様が訪れてくれるという、「オムニチャネル」の流れが出来ています。

※写真は「移動販売車.net」より。本文と写真は関係がありません。

投稿者のこだわり

Takashi
Takashi
「おたがいさま」という日本語が好きです。お客様と共に育つ「おたがいさまビジネス」の起業をめざします。
「早く行きたければ1人で行け。遠くまで行きたければみんなで行け。」という諺も好きです。価値観を共有する人達と力を合わせて遠くへ飛ぶことをめざします。

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