冷凍食品の進化が凄い/お客様に寄り添う姿勢を学ぶ

起業に向けて・学びと準備

冷凍食品の進化が凄いです。

プロが作った一皿に優るとも劣らないほどの冷凍食品がどんどん登場しています。

冷凍商品は、5,000種類以上あり、売上は1兆円(=人口を1億人とすると一人当たり年間1万円使っているという計算)と言われています。

これほどまでに消費者の心をつかむ冷凍食品から、消費者向けビジネスのポイントを学びたいと思います。

A社の羽根つき餃子

「油なし・水なし」で、ただ焼くだけという、誰が焼いても見た目にも美味しそうな羽根つき餃子ができるというA社の冷凍餃子に注目しました。

この商品が出るまでは、餃子を焼く時に使う油の量や、入れる水の量やタイミングには、個人差があったため、失敗するケースもあったようです。

A社の羽根つき餃子では、餃子の底に水と油が入った「羽根の素」が入っていて、冷凍のままフライパンに乗せて加熱すると溶けだすことで、油も水も加えることなく、誰が焼いても失敗しない羽根つき餃子が完成するという絶妙な設計がなされています。

お客様による調理の過程を逆転したベストな状態を作り込むという発想は凄いです。

翻って、私がこだわりたいコーヒーのECビジネスであれば、豆と焙煎にこだわってベストと思われる状態でお客様に提供したとしても、お客様がコーヒーを抽出する際に使うコーヒーの量、お湯の温度、お湯の量、抽出してからの飲むまでの時間など、個人差がでる変数があります。

これらの変数をいかに少なくして、最小限の条件設定でベストの状況を作り出していくかといった、お客様がコーヒーを楽しむシーンに遡った発想が必要だと思いました。

N社の常温解凍

冷凍食品はチンして食べるという常識を破った「自然解凍」!

冷蔵庫から出して、2~3時間も経てば自然解凍で食べごろになるという冷凍食品は、お弁当の中の一品(→現実としては2~3品)のポジションを獲得しました。

お弁当がいたまないようにと、粗熱をとったり、梅干しを入れたり、間仕切りを入れた入りと、細心の注意を注いでお弁当を作っている人(=これって愛情ですね)に寄り添うかのように、自然解凍の冷凍食品はそのままお弁当に入れることで保冷剤の役割も果たした上で、お昼の頃にはその役割を終えちょうど食べごろになるという…なんとも心憎い商品ですね。

チンして加熱するすることなくそのままお弁当に入れてもいたむリスクをなくすための工夫として、N社の場合は、「アセロラ濃縮果汁」を添加しています。(アセロラは酸性のため菌の増殖を抑えます。)

N社といえば「アセロラ」というぐらいに、アセロラはN社の得意とするコアコンピタンスです。

自らの強みでお客様の課題解決に応えるという技術力は圧倒的な差別化です。

翻って、コーヒーのECビジネスで、コアとなる一貫したものを強みにするには、どうしたら良いでしょうか。

これはかなり難しい問いですが、解く価値が高い問です。
一貫した特徴のある豆(産地や精法など)を選び抜くことにこだわることも1つかもしれません。あるいは、この店のコーヒーは社会貢献につながるという姿勢がコアになるのかもしれません。

コアコンピタンスが何なのかを問い、それを磨いていくことを大切にしたいと思いました。

※冷凍食品の棚の写真は、best photos 2 shareより。

投稿者のこだわり

Takashi
Takashi
「おたがいさま」という日本語が好きです。お客様と共に育つ「おたがいさまビジネス」の起業をめざします。
「早く行きたければ1人で行け。遠くまで行きたければみんなで行け。」という諺も好きです。価値観を共有する人達と力を合わせて遠くへ飛ぶことをめざします。

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