「みんなの力でがんを治せる病気にしよう」と、デザイナーの中島ナオさん達が展開する「デリート・シー(delete C)」の活動が素敵です。
「毎年100万人以上もの人があらたにがんと診断され、毎年37万人もの人ががんによって命を落とし、生涯で2人に1人ががんになる」という誰にとっても他人事ではないがんを前にして、私たち一人ひとりができることを提唱しています。
がんが治る病気になるのをただ待つのではなく、積極的にたぐり寄せようという「デリート・シー」の活動に、このブログで紹介することを含めて、私なりの方法でサポートできれば幸いです。
関心を持っていただいた方は、ぜひ、デリート・シーのホームページをご覧ください。
デリート・シーとは
「キャンサーの頭文字のCを消す(デリートする)」というダイレクトなメッセージが響きます。
デリート・シーは、「みんなの力でがんを治せる病気にしよう」という想いを込めて、がんの治療研究機関を金銭的な側面から支援していこうという活動です。
2019年2月にクラウドファンディングでスタートし、同年9月のNPO法人化を経て、本格的な活動を開始しています。
デリート・シーの仕組み
デリート・シーの仕組みは以下のとおりです。(HPを参考に編集)

▲Cの文字を消したCCレモン(現在は販売終了)
- デリート・シーの活動に賛同する「団体」は、商品名やサービス名に含まれているCの文字を消したり、delete Cのロゴなどをつけたオリジナル商品・サービスを製作・販売します。
- 「消費者」がこれらの商品・サービスを購入すると、売上の一部ががん研究機関への支援金として「団体」から「デリート・シー(NPO)」に送られます。
- 「デリート・シー(NPO)」は、がん臨床試験の専門的知見を有する医師などを含む委員会の選考により、がんの治療研究を行う意思や研究者、研究機関に寄付を実行します。
中島ナオさんの想い
中島さんは31歳の時に乳がんと診断されたそうです。その後、抗がん剤治療や手術を受けるも34歳でステージ4に。今も通院治療を受けてながらこの活動を推進していらっしゃいます。
デザイナーとしては、抗がん剤治療の副作用で髪の毛が抜けた経験を活かして、髪があってもなくても楽しめる頭のファッションとしての帽子「N HEAD WEAR」を発案されています。
「がんはいつか治せるようになると言われるならば、そのいつかをただ待つだけではなく、1日でも早くたぐり寄せたい」という中島さんの想いが、「みんなの力でがんを治せる病気にする」というデリート・シーの活動に具現化されました。
コーヒーECビジネスでデリート・シーに貢献したい
「おたがいさま」という価値観を具現化するビジネスを、大好きなコーヒーを通して実現したいということはこのブログで紹介してきたとおりです。
SDGsの観点から「持続的社会に貢献するおたがいさま企業」にしたいという想いについては以前にも書きましたが、今回はさらに、「デリート・シーの活動にも貢献するおたがいさま企業」にしたいという想いを強くしました。
CoffeeにはCの文字が含まれます!(これはもはや運命!)
コーヒーECビジネスを立ち上げた暁には、Cをデリートしたオリジナル商品をラインアップに加えて、デリート・シーの活動に参画したいと思います。
※この記事は、デリート・シー(delete C)のホームページを参考にしています。
※ロゴや写真も、デリート・シー(delete C)のホームページより。
<投稿後記>
この記事は、お客様と共に育つビジネスの立ち上げをめざす「おたがいさまビジネスチャレンジ(ブログ)」の「コーヒーECビジネスへの挑戦」に投稿したものです。
ビジネスは儲ければ良いとは思いません。感銘を受ける人々の活動に学んで、「おたがいさま」といえる意義ある社会活動の一翼を担いたいと思います。
それが私にとってのDO SOMETHING GREATです。
投稿者のこだわり

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「おたがいさま」という日本語が好きです。お客様と共に育つ「おたがいさまビジネス」の起業をめざします。
「早く行きたければ1人で行け。遠くまで行きたければみんなで行け。」という諺も好きです。価値観を共有する人達と力を合わせて遠くへ飛ぶことをめざします。
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