コーヒーの歴史/1杯のコーヒーに想いを寄せて

起業に向けて・学びと準備

私たちの生活に無くてはならないコーヒーですが、あまりにも身近過ぎて、コーヒーの歴史を振り返ったことがある人は少ないのではないでしょうか。

コーヒーの歴史を知れば、毎日の1杯のコーヒーがさらに味わい深くなってきます。

<補足>
このブログでは、「コーヒーECビジネスへの挑戦」の足跡を書き綴ることにしていますが、コーヒーファンを増やすことも大切にしていきたいと思います。今回紹介する「コーヒーの歴史」は、以前に紹介した第1の波2の波そして第3の波のサードウェーブコーヒーに向かうトレンドの前編にあたります。

発祥の地はエチオピア

コーヒー発祥の地は古代アビシニア(現エチオピア)です。

はじめは、果肉を食べたり、熟した果肉をワインのように発酵させて飲まれていましたが、やがて、果実を乾燥させたものを煮沸したり、乾燥した種子を煮沸して飲むようになり、14世紀には果肉を取り除いた豆をローストするという現代の飲み方へと進化していきました。

メッカ巡礼者が広めた

古代アビシニア(現エチオピア)は金の産出で栄えた国です。支配下に置いていた中東のイエメンでアラビア人の手によって15世紀から16世紀に本格的にコーヒーの栽培が開始されました。

コーヒーが大きな収益を生むことから国外への持ち出しは禁じられていましたが、イスラム教徒のメッカ巡礼者によって海外に流出し、各地で栽培されるようになりました。

エチオピア→イエメン→インド→ジャワと広がり、ヨーロッパの植民地政策を経て中南米へと広がります。このルートの中で変異をしながら育ったのが「ティピカ種」です。

エチオピア→イエメン→ブルボン島→ブラジルへと広がったルートもあります。このルートから「ブルボン種」が生まれました。

悪魔の飲み物?

イスラム教徒によって広められたコーヒーですが、キリスト教圏のヨーロッパにおいてはイスラムの国からやってきた「悪魔の黒い飲み物」として敵対されたことがありました。

しかし、すっかり人々を魅了してしまったコーヒーの広がりは止まりません。当時のローマ教皇クレメンス8世は、「これほど美味しい飲み物を異教徒に独占させておくのはもったいない」と、キリスト教の飲み物として認めました。

日本に伝わったのは江戸時代

コーヒーが日本に伝わったのは鎖国下の江戸時代の出島です。記録には「味わうのに堪えない」という記述があり、当時の日本人には合わなかったようです。

その後、1887年にコーヒーの輸入が始まり、1888年に上野に日本初のコーヒー店「可否茶館(かひーさかん)」が、1991年に銀座に「カフェバウリスタ」が開業し、大正、昭和の時代を経て大衆化していきました。

そして、「第1の波」でポピュラーな飲み物になったコーヒーは、「第2の波」「第3の波」を通して、今日の私たちの豊かなコーヒーライフへとつながっていったのです。

※この記事は、「珈琲のすべてがわかる辞典(堀口俊英)」を参考にしています。

※エチオピアの地図は、afri-quest.comより。

投稿者のこだわり

Takashi
Takashi
「おたがいさま」という日本語が好きです。お客様と共に育つ「おたがいさまビジネス」の起業をめざします。
「早く行きたければ1人で行け。遠くまで行きたければみんなで行け。」という諺も好きです。価値観を共有する人達と力を合わせて遠くへ飛ぶことをめざします。

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