おすすめ映画のエッセンスを紹介します。
(Business Challengeとは直接関係しない番外編のカテゴリー)

『ラスト・クリスマス』/聖なる日に自分をみつめる
心臓移植によって永らえるることができた人生。
その人生を大切に、そして、ドナーの心臓を自分の一部として受け入れて自分らしく生きていく姿が眩しい。
クリスマスだからこそ起きた奇跡。・・・素敵なストーリーです。
12月。将に、「今見たいおすすめの1本」です。

「風をつかまえた少年」/不屈の精神と知恵がもたらすものとは
「The Boy Who Harnessed the Wind(風を繋いだ少年)」の不屈な努力によって、干ばつという自然現象に対して知恵で立ち向かい、彼が住む村が豊かになる様子に、心を動かされる作品です。

『スーパーサイズ・ミー2』/アメリカの闇に切り込む
アメリカ社会の不健全性と健全性の両面が描かれた作品。
不都合な事実を隠し、富を求めるアメリカ社会。その裏側でロビー活動に大量な資金が流れ、富める者がさらに富んでいく。
その反面では、業界の圧力に屈することなく、真実を追求していく活動も。善も悪も極端なぐらいに突き抜けるアメリカ社会の光と影を感じることができる作品です。

ビジネスドラマとして観た『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』
グルメ映画の中では失敗から成功へとつながるストーリーが多いですね。この映画は、フードトラックでの移動販売の旅の過程で、本当に大切なものは何かに気が付いていく「ヒューマンドラマ」としても素敵な映画ですが、さらに、SNSなどのデジタル上での「炎上」と「成功に向けた戦略」を描いたビジネスドラマとしても学びがあります。

『スーパーサイズ・ミー』/ファーストフードに潜む「不都合な真実」
ファーストフード業界は、膨大な広告宣伝と、巧みなロビー活動を通して、学校給食や病院内のテナントに進出するほど、社内の隅々にまで拡がっている。人々の健康を害しているにも関わらず、いわゆる「不都合な真実」を隠しながら、巨万の富をあげるファーストフード業界に対して、生身の身体1つで真っ向から立ち向かうドキュメンタリー映画。

『ビリーブ~未来への大逆転』/RBG・ギンズバーグを偲んで
RBGこと、Ruth Bader Gingsburg(ルース・ギンズバーグ)氏が18日、87歳でこの世を去った。終身制のアメリカ連邦最高裁判事に就いた歴代2人目の女性であり、リベラルな考えの持ち主として、アメリカを「平等」に導くために戦い続けたルースへの哀悼の気持ちを込めて、『ビリーブ~未来への大逆転』を紹介したい。

ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years
1963年から66年のツアーシーンをベースとして、ビートルズの曲と彼らの発言が当時の世界情勢に少なからぬ影響を与えた姿を振り返る。デジタル修復によりカラー化された映像や、リマスターされた音質も手伝って、4人のメンバーの語りと共に、リアルな感覚でビートルズの歩みを共有できる至極の1本!

『ぼくと魔法の言葉たち』~ディズニー映画と家族の愛情に支えられて~
自閉症により2歳の時から言葉を失いコミュニケーションが取れなくなったオーウェンが、ディズニー映画と家族の献身的な愛情を通して、言葉と人生を取り戻していくドキュメンタリー。

『彼らが本気で編むときは、』/立ち向かう人の心の美しさ
諸外国に比べてLGBTに対する理解が低いと思われる日本において、「Close-knit」という切り口から、性的マイノリティについて前向きに投げかけてくれる作品。人と人としての付き合いができる社会こそが、きっと誰にとっても暮らしやすい社会なのでは。トランスジェンダーの役を体当たりで演じる生田斗真の演技が素晴らしい。

『タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜』/生涯の友人を想う
1980年5月、韓国光州市で蜂起した市民や学生に対して、軍部が銃撃戦を展開した「光州事件」を世界に伝えたドイツ人記者のピーターと、彼と彼が撮影したフィルムを守ったタクシー運転手のキム・マンソプにスポットライトをあてた、史実に基づくヒューマンドラマ。